馬面祐二の砺波日記

砺波を愛する馬面祐二が、砺波や富山のオススメ情報を書き連ねます

馬面祐二おすすめの砺波のお酒「サンシャインウイスキー」

こんばんは。馬面祐二です。

今回は砺波のお酒の紹介です。

若鶴酒造砺波市の三郎丸地区で酒造業を始めたのは1862年のことですが、
1952年にウイスキーの製造免許を取得し、
初めて発売したウイスキーが「サンシャインウイスキー」です。

この「サンシャインウイスキー」の名称は、公募により決まったもので、
「戦争の中ですべてを失った日本で水と空気と太陽光線からできる蒸留酒によってふたたび日をのぼらせよう」
という思いから命名されました。

www.wakatsuru.co.jp

当時2000通余りの応募の中から選ばれた名称でしたが、
時の経過とともに命名者が不明となってしまいました。

ところが2018年5月、一通の手紙から半世紀ぶりに命名者が判明します。
富山県南砺市福光出身の方で、その長女の方から手紙が届いたのです。
その命名者の方は、第二次世界大戦後の抑留中、
イギリス兵から習った「サンシャイン」という言葉に
戦後の復興と平和への思いを込めたそうです。

1952年よりウイスキーを製造してきたこの蒸留所は
2017年に「三郎丸蒸留所」として生まれ変わり、
富山の地からウイスキーの魅力を発信する
クラフト蒸留所として活動を続けています。

私はスモーキーなウイスキーが大好きなので、
サンシャインウイスキーはロックでちびちびやりますが、
ちょっとそのクセが苦手という方はハイボールがおすすめです。
ぜひ一度味わっていただきた一品です。

それでは今日はこのへんで。馬面祐二でした。

馬面祐二おすすめの砺波のイベント「夜高祭(よたかまつり)」

こんばんは。馬面祐二です。

今回は砺波のイベントの紹介です。

夜高祭(よたかまつり)は富山県が全国に誇る喧嘩祭りです。
砺波市の出町地区で毎年6月第2金曜、土曜に開催され、
極彩色の美しい行燈山車(あんどんだし)が激しく激突します。

www.info-toyama.com

砺波地方では、古くから6月10日前後の田祭り(休んごと・ヤスンゴト)に笹餅をつくって秋の豊作を祈り、
その夜に子どもたちがヨータカと呼ばれるあんどんを持って村の家々を練り歩いていました。
これが夜高祭の起源と言われています。

祭1日目は「静」の祭りとして14町内全ての行燈が揃う「勢揃い」と、美しさを競う「行燈コンクール」が行われます。
2日目は「動」の祭りとして行燈のけんか「突き合わせ」とクライマックスの「シャンシャン」が見どころです。

なかでも突き合わせは夜高祭の最大の見どころで、
夜高行燈を正面からぶつけ、押し合い、壊し合う行燈のケンカです。
各町内のメンツと意地を通すための真剣勝負であり、手加減無しの大勝負です。

製作期間が3ヶ月ともいわれる美しい行燈が一瞬にして壊れてしまう様子は儚さすら感じますが、
突き合わせが終わった後には相手の町内を称えるという潔い光景が見られるのも夜高祭の魅力です。
ぜひ皆さんにも体験してほしいです。

それでは今日はこのへんで。馬面祐二でした。

馬面祐二の砺波おすすめスポット【2】チューリップ四季彩館

こんばんは。馬面祐二です。

富山県はチューリップ球根生産出荷量日本一。
なかでも砺波市はチューリップ球根生産発祥の地であり、
砺波市のチューリップ球根は皇室献上品になるなど贈答品としても人気があります。

冬は積雪によって、病気や寒さから球根を守りながら根を伸ばし、
春には、豊かな雪解け水と庄川扇状地の水はけの良い土壌のおかげで、
一球一球が重みのある質の高いチューリップ球根が生み出されるのです。

贈り物としては切り花も人気です。
チューリップの花言葉は「思いやり」ですが、色別の花言葉もあり、
赤色は「真実の愛」、ピンク色は「誠実な愛」、紫色は「不滅の愛」など愛に溢れています。
大切な人へのプレゼントにもおすすめです。

www.tulipfair.or.jp

一般的にチューリップは春を告げる代表的な花ですが、
砺波のチューリップ四季彩館なら一年中いつでもチューリップを楽しめます。

チューリップ四季彩館は、土の中に埋まる球根が持つヒミツや、
チューリップを愛する人の歴史・文化を体感しながら巡るちょっと不思議な施設です。

ちなみに、砺波市のシンボルキャラクターは「チューリくん」です。
良かったらツイッターをフォローしてあげてください(笑)

それでは今日はこのへんで。馬面祐二でした。

 

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馬面祐二の砺波おすすめスポット【1】散居村展望台

こんばんは。砺波ラブの馬面祐二です。

今日から砺波の良いとこ良いものを紹介してまいります。

というわけで、散居村展望台。

www.city.tonami.lg.jp


砺波といえば先ずはここではないでしょうか。

砺波平野の散居村を一望できる絶景スポットで、
眼下に広がるその風景は、まさに人と自然がつくり出した一大パノラマ。

砺波平野220キロ平方メートルほどの広さに、
屋敷林に囲まれた約7,000戸を超える家(農家)が点在する散居村が広がっています。

砺波平野の散居村の成り立ちは、
それぞれの農家が自分の周りの土地を開拓して米作りを行ってきたことに由来します。

農地が自分の家の周りにあることは、
田植え後の朝夕の水の管理、施肥などの管理、刈り取ったあとの稲の運搬など、
日常の農作業をするためにはとても効率の良いことでした。

また、砺波平野の散居村の特徴として、
それぞれの家の周りに屋敷林をめぐらせてきたことが挙げられます。
この地方では、屋敷林は「カイニョ」と呼ばれ、
冬の冷たい季節風や吹雪、夏の日差しなどから人々の暮しを守ってきました。

カイニョの落ち葉や枝木などは大切な燃料として利用され、
カイニョの木々は家の建材や様々な生活道具の用材として利用されました。

散居村という集落形態は、砺波平野で暮らした先人たちが、
自然との共生を図って残してくれた知恵の結晶なのです。

砺波を訪れた際は、ぜひとも散居村展望台に立ち寄ってみてください。

それでは今日はこのへんで。馬面祐二でした。