馬面祐二の砺波おすすめスポット【1】散居村展望台
こんばんは。砺波ラブの馬面祐二です。
今日から砺波の良いとこ良いものを紹介してまいります。
というわけで、散居村展望台。
砺波といえば先ずはここではないでしょうか。
砺波平野の散居村を一望できる絶景スポットで、
眼下に広がるその風景は、まさに人と自然がつくり出した一大パノラマ。
砺波平野220キロ平方メートルほどの広さに、
屋敷林に囲まれた約7,000戸を超える家(農家)が点在する散居村が広がっています。
砺波平野の散居村の成り立ちは、
それぞれの農家が自分の周りの土地を開拓して米作りを行ってきたことに由来します。
農地が自分の家の周りにあることは、
田植え後の朝夕の水の管理、施肥などの管理、刈り取ったあとの稲の運搬など、
日常の農作業をするためにはとても効率の良いことでした。
また、砺波平野の散居村の特徴として、
それぞれの家の周りに屋敷林をめぐらせてきたことが挙げられます。
この地方では、屋敷林は「カイニョ」と呼ばれ、
冬の冷たい季節風や吹雪、夏の日差しなどから人々の暮しを守ってきました。
カイニョの落ち葉や枝木などは大切な燃料として利用され、
カイニョの木々は家の建材や様々な生活道具の用材として利用されました。
散居村という集落形態は、砺波平野で暮らした先人たちが、
自然との共生を図って残してくれた知恵の結晶なのです。
砺波を訪れた際は、ぜひとも散居村展望台に立ち寄ってみてください。
それでは今日はこのへんで。馬面祐二でした。