馬面祐二の砺波日記

砺波を愛する馬面祐二が、砺波や富山のオススメ情報を書き連ねます

馬面祐二おすすめの砺波のイベント「夜高祭(よたかまつり)」

こんばんは。馬面祐二です。

今回は砺波のイベントの紹介です。

夜高祭(よたかまつり)は富山県が全国に誇る喧嘩祭りです。
砺波市の出町地区で毎年6月第2金曜、土曜に開催され、
極彩色の美しい行燈山車(あんどんだし)が激しく激突します。

www.info-toyama.com

砺波地方では、古くから6月10日前後の田祭り(休んごと・ヤスンゴト)に笹餅をつくって秋の豊作を祈り、
その夜に子どもたちがヨータカと呼ばれるあんどんを持って村の家々を練り歩いていました。
これが夜高祭の起源と言われています。

祭1日目は「静」の祭りとして14町内全ての行燈が揃う「勢揃い」と、美しさを競う「行燈コンクール」が行われます。
2日目は「動」の祭りとして行燈のけんか「突き合わせ」とクライマックスの「シャンシャン」が見どころです。

なかでも突き合わせは夜高祭の最大の見どころで、
夜高行燈を正面からぶつけ、押し合い、壊し合う行燈のケンカです。
各町内のメンツと意地を通すための真剣勝負であり、手加減無しの大勝負です。

製作期間が3ヶ月ともいわれる美しい行燈が一瞬にして壊れてしまう様子は儚さすら感じますが、
突き合わせが終わった後には相手の町内を称えるという潔い光景が見られるのも夜高祭の魅力です。
ぜひ皆さんにも体験してほしいです。

それでは今日はこのへんで。馬面祐二でした。